今年の秋は、大きな講座が続きました。
10月19日、26日の2日間の企画で、昨年に引き続き、福工大の市民講座に出前講座をしました。
テーマは「シニアライフノートを書こう」と「相続と遺言の基礎知識」です。40名を超える参加者で、特にご夫婦での参加が増えてきた印象があります。ご夫婦で勉強をしながら、これからのシニアライフを考えるのはとっても素敵ですね。
11月14日には、東福間団地のふれ愛サロンで、3回企画の出前講座の第1日目を実施しました。
交流施設「ふれ愛サロン」は、高齢化が進む福津市東福間団地で、50年前にこの地で開業した小児科医、間(あいだ)厚子さんが昨年、地域に開放する目的で建てた施設です。会員登録すれば団地の方ならどなたでも参加でき、住民が運営するとてもアットホームな場所です。
40名を超す参加者で、とても和やかで、地域にこのような場所があって、色々な活動が活発にされているのは本当にすばらしいと思いました。
11月16日は、初めての企画「原戸籍をとってみよう」と題した講座をコミセン和白で、若狭相談員を講師に行いました。20名の参加でした。
NPOの終活講座では、相続の場面で必ず必要になる「原戸籍」をいつも取り上げますが、この原戸籍は、なかなか取るのが煩雑であるし、専門職に頼むとお金もかかります。
講座では「終活として、自分の原戸籍を取ってみましょう」と提案しています。
しかし自分で取るとなると、結構難しくて、良く分からないとの声を聞いていました。
そこで今回初めて「原戸籍」に限定した講座を企画したのです。
原戸籍は、
①なぜ必要なのか、
②なぜ現在の戸籍だけでは足らないのか
③どのように集めるのか
この3点を、戸籍謄本の見本を参考に見ながら、丁寧にお話しました。参加者は、最初はなかなか難しい様子でしたが、話を進めるうちにかなり理解が進んだようです。
皆さんも、自分の原戸籍取ってみませんか!!!